【新刊情報】淡波亮作さんの『ガラスたちの永遠』概要とインタビュー

新刊情報
淡波亮作『ガラスたちの永遠』

淡波亮作(あわなみ・りょうさく)さんの新刊『ガラスたちの永遠』(2016年1月6日発売)の概要とインタビューです。


―― 不思議な香りのするSF短編恋愛小説

ガラスたちの永遠

主人公永美(えいみ)は三十歳。高校を卒業して以来ずっと、勉強をせずに大人になったことを後悔していた。

もう遅い、と何度思いとどまったことだろう。だが、三十歳という一区切りの迫っていることが、永美の背を押した。このまま、無知なおばちゃんとして老けてゆくのだけは避けたかった。

そして入学したS大学で、若き天才的な教授、市田瞬と出会う。同い年、しかも同じ誕生日と知った二人は、瞬く間に恋に落ちた。そしてその一瞬は、市田の研究テーマである《メタモルフォーゼと永遠の命》と、絡み合い、もつれ合いながら永美の人生を翻弄していくのであった。

淡波亮作さんインタビュー

―― まず簡単に自己紹介をお願いします

一人メディアミックスの淡波亮作(あわなみりょうさく)でございます。これまでに16冊の小説と1冊の詩集をセルフ出版。本作品が18作目となります(新作で、しかも1/12まで無料キャンペーン中でもあります)。

作品WEBサイトはこちら:http://awa.newday-newlife.com/
著者ブログはこちら:http://awa.newday-newlife.com/blog

代表作:『ケプラーズ5213』

人類は、とうとう母なる星地球を、生存に適さない環境へと追い込んでしまった。世界は処理しきれない放射能で溢れ、もはやこの先、生まれくる子孫のための生息環境を確保することは不可能となっていた。本作は、実在する地球型惑星ケプラー186fへの人類の壮大な移住計画とその結末を描いたSF長編小説です。

『孤独の王』

西暦千八百年代前半、何者かによって発掘された未知の古代文明があった。本書は、知られざる古代ティオル王国の千年に亙る盛衰を辿る実話仕立ての歴史書であり、冒険ファンタジー大長編悲劇です。

―― この作品を制作したきっかけを教えてください

人は、ガラスになったらどうなるんだろう? そう思って、短い詩を書いたことがありました。それはちゃんとした形にはならなかったのですが、今回の小説に結実しました――。

―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

英国のSF作家、ブライアン・オールディスが底のほうにゆらゆらとしているかもしれません。

―― この作品のターゲットはどんな人ですか

この小説は、特に女性に読んでいただきたいです。SF要素は控えめです。でも、恋愛要素も軽めだったりします。ロマンスなんですが、ね。

―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか

アイデアから1年、書き始めてからは10日くらいでしょうか。

―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

ツイッター、ブログ、群雛ポータルさん、電書チャンネルぷらすさんです!

―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか

やりたいこと、書きたいことが次々と出てきてしまい、しかも描きたくなったり歌いたくなったりするので、1日が26時間もある(世間比)のに足りません。

―― 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください

某新聞に連載中のあさのあつこさんの「ぼくがきみを殺すまで」が好きです。もうすぐ終わってしまうので淋しいです。

―― 今後の活動予定や目標を教えてください

1/16発売予定の次作を書いています。もうすぐなのに、あまり進んでいません。過去最大のピンチです。淡波ログで連載中の『ルルルとリリリ』も滞りつつあり、こちらも相当なピンチです。年明け早々ピンチなのに、つい、音楽を作ってしまったりします。まじでピンチです(笑)

―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします

いつも作品を読んでくださいましてありがとうございます。今回も楽しく歌うように書きました。あなたの心のどこかに少しでも残って欲しいと思いながら、心を砕いて書きました。どうぞ宜しくお願いします。

※新刊の告知はこちらのページから随時受け付けています。

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