晴海まどか(はるみ・まどか)さん、山田宗太朗(やまだ・そうたろう)さんほかの新刊『5 ーファイブー [アンソロジー短編集]』(2015年8月15日発売)の概要とインタビューです。
―― 特別な数字、かもしれない
5 ーファイブー [アンソロジー短編集]
5人で定期的に刊行しているアンソロジー短編集の第5弾です。
記念すべき5冊目というわけで、テーマは「5」。
収録作はすべて読切です。
楽天Kobo&BCCKSにて9/15まで無料配布中、Kindleストアでも発売中(100円)。
〈収録作品〉
これこ 「五ツ葉のクローバー」
楢野葉 「ver.2015」
晴海まどか 「5月5日の午後5時5分、5回目の五位堂芙美が告ぐ」
笹原祥太郎 「15時の永遠」
山田宗太朗 「5 A.M. SAINT」
―― まず簡単に自己紹介をお願いします
晴海まどかです。この短編集シリーズの発起人で、編集・校正もやっています。
普段は電子書籍を中心に小説を発表したりしています。『明日が雨でも晴れでも』という作品で賞をいただいたので、impress QuickBooksからもいくつか作品を出させていただいてます。
『月刊群雛』にも作品や編集で度々参加しています。
◆公式サイト:『白兎ワークス』
http://whiterabbitworks.wordpress.com/
◆ブログ:『原点回帰―Running possible―』
http://mfineocean.blog98.fc2.com/
また、このアンソロジーは、私のほか以下のメンバーで作っています。
●山田宗太朗(@ssafsaf)
●楢野葉(@naranoyoko)
●これこ
●笹原祥太郎
―― この作品を制作したきっかけを教えてください
このアンソロジーは毎回テーマを決めているのですが、5人でやってるし次で5冊目だから、というわけで今回のお題は「5」になりました。
収録作はすべてタイトルに「5」が含まれています。
複数人でやっているので、みんなで作る感じは楽しいです。発売後には毎回打ち上げもやってます。
―― この作品のターゲットはどんな人ですか
気軽に色んな作品を読んでみたい方に。すべての作品が読切りなので、どの作品から読んでも大丈夫です。
ジャンルも作風もバラバラなので、どれかしら気に入っていただけるのではないかと。
―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか
お題を決めたのが4月中旬で、原稿締め切りが7月中旬、そこから1ヶ月かけて校正・データ確認をして8/15に発売開始しました。
データのやり取りは「サイボウズLive」というSNSを使ってやっていて、完成データの確認にはBCCKSの本の共有機能を使っています。
―― 今後の活動予定や目標を教えてください
9月下旬に打ち上げをする予定なので、今後についてはそのときに決めます!
―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします
収録作全作が読切りで気軽に読めると思いますので、よかったら無料のうちにDLしてみてください。BCCKS版であれば、会員登録なしでWebブラウザ上でも読めます。
また、これまでのシリーズ5冊を1冊にしたまとめ版も発売しています。価格的にもだいぶお得になっていますのでまとめて読んでもよいという方はぜひ!