【新刊情報】夕凪なくもさんの『ショート・ストーリーズ vol.001』概要とインタビュー

新刊情報
夕凪なくも『ショート・ストーリーズ vol.001』

夕凪なくも(ゆうなぎ・なくも)さんの新刊『ショート・ストーリーズ vol.001』(2015年11月24日発売)の概要とインタビューです。

―― 前半はホラー、後半はSF!

ショート・ストーリーズ vol.001

投稿サイトE★エブリスタでコンテストに参加した短編作品がメインで、一編だけ月刊群雛2015年11月号に掲載した作品も入れました。どの作品も、エブリスタが示した「お題」に沿ったものです。

お題はそれぞれ、
・「水場の恐怖」(準大賞受賞作)
・「優しい彼(彼女)が豹変して突然」
・「メールを開けたら恐怖が待っていた」
・「一億円を手に入れて…」
・「これが全ての始まりだった、で終わる小説」
・「教室の戸を開けたら、そこには……で始まる小説」

さらにそれぞれの作品の裏話をかいた「あとがき」が最後に付きます。「このお題からこんな小説が産まれるのか」という感覚を味わっていただきたいです。

夕凪なくもさんインタビュー

―― まず簡単に自己紹介をお願いします

夕凪なくも(ゆうなぎなくも)です。

月刊群雛ではたびたびお世話になっています。一時期月刊群雛に寄稿していなかった頃(2015年2月から10月くらい)は、もっぱら投稿サイト・エブリスタのほうで活動していました。

執筆歴を書きますと、小学生時代から小説の創作活動を始めました。当時はパソコンもなく、高価なワープロを親に買ってもらって執筆しました。その後もワープロを何度も変えながら中・高と小説を執筆。勿論読書もよくしました。

大学辺りからパソコンの話も耳にしますが、よく分からない上に当時は高価だったので手を出さず、やはり黙々と(時にサークルなんかで和気あいあいと)ワープロで小説を書いたり同人誌を書いたりしていました。大学院から社会人になった今ではパソコンで小説を書いています。

努力が実って(?)2015年9月、エブリスタ「超・妄想コンテスト 水場の恐怖」という小さなコンテストで、準大賞をもらいました。小さなコンテストではありますが、獲るのは結構大変だったんですよ。

◆Twitter:
https://twitter.com/sazamekunami01
◆ブログ:なくもんか(T_T)
http://sazamekunami.blog.jp/

―― この作品を制作したきっかけを教えてください

エブリスタで書き溜めた短編が結構な量になったので。当初から電子書籍化する目的で短編を書いていたので、一つにまとめて出版しようと思いました。

―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

ありきたりですが、星新一や赤川次郎の短編。でも「妄想コンテスト」に参加したものなので、我流(妄想)がかなり加わっています。

―― この作品のターゲットはどんな人ですか

前半三作はホラー、「国税局の竹原です」はちょっとジャンル分けしにくいまさに「妄想」を小説にしたもので、後半二作はSF仕立てになっています。そういう「ショート・ストーリー」が好きな方、もしくは興味がある方に是非。

―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか

最初の「修羅の女」を書いたのが2015年8月頃で、最後の「時間遡行者」を書いたのが2015年10月頃で(この書いた順番は、本作の掲載順とは異なります)、それから出版間近まで加筆修正などを行っているので、約3ヶ月ですね。

―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

Twitterとブログが主です。

―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか

大きな賞をなかなか取れないことです。

―― 今後の活動予定や目標を教えてください

目先の活動では、『月刊群雛』2016年1月号に、新作読み切り短編で参加します! それから引き続き、エブリスタの色んな賞を狙って、短編や長編を書いていくことになると思います。

―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします

僕の電子書籍のお買い上げ、お借り上げをしてくださる皆さん、エブリスタの応援やブログを読んでくださる皆さん、ありがとうございます。もっともっと上手くて面白い物(小説)を書いていけるように努力しますし、実際に一所懸命に書いていきますので、これからも引き続き購読や応援をよろしくお願いします!

※新刊の告知はこちらのページから随時受け付けています。

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