奏せいやさんの新刊『ヴァレンナーロード』概要とインタビュー

ヴァレンナーロード

奏せいやさんの新刊『ヴァレンナーロード』(2015年7月14日発売)の概要とインタビューです。

―― 武器根絶。それが人類の出した答えだった。

ヴァレンナーロード

本作は平和実現のため武器の所持、製造、開発を禁ずる条約が施工された世界が舞台です。そこでは反体制組織とパワードアーマーと呼ばれる非武装のロボットに乗って戦うヴァレン機関があります。

主人公である「彼」はロボットのパイロット、ヴァレンナーとなってオペレーターの女性とともに戦います。武器根絶を掲げ平和を目指す物語となっています。

テーマは「平和の難しさ」です。

―― まず簡単に自己紹介をお願いします

はじめまして、奏(かなで) せいやといいます。以前から小説は書いていたのですが、この度個人出版に踏み切り自分の作品を発売させていただきました。自分が書いた作品を発売できる喜びを感じているとともに、多くの方に読んでもらえるよう努力していかなければならないなと己を奮い立たせています。

今作が初めての出版となりますので代表作と呼べるものはまだありませんが、今後も活動していき面白い作品、代表作と呼べる作品をいくつも書き上げていきたいです。

ツイッタ―アカウント:https://twitter.com/sukusuto246

―― この作品を制作したきっかけを教えてください

学生時代の頃、ロボットアクションゲーム「アーマード・コア4」をプレイしたのがきっかけでした。殺伐とした戦場でなお戦い続ける主人公の姿勢と作品の世界観に惚れ込み、自分もこのような作品を作ってみたいというのが始まりでした。争いによって生まれたいくつもの犠牲と汚染。その中で、傷つきながらも戦う主人公のかっこよさと悲哀感のようなものは今でも覚えています。

―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

さきほどと被ってしまいますが、「アーマード・コア4」というゲームです。この作品をプレイしていなければ「ヴァレンナーロード」を書くことはなかったと思います。素晴らしい作品でした。本作「ヴァレンナーロード」ではゲームの良かったところを活かしつつも自分のオリジナリティを加え独自の世界観ある作品になっています。

―― この作品のターゲットはどんな人ですか

本作は軍事・戦争ものでもあります。そうしたジャンルに抵抗がない方。SFロボットアクション小説であることから青少年以上が主な読者層になるかと思います。

―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

主にツイッタ―を活用して宣伝を行っています。

―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか

自室にいるとだらけてしまうので困っています汗。ですので休日ではお店にノートPC、もしくはポメラを持って行き執筆しています。

―― 今後の活動予定や目標を教えてください

これからも執筆活動を続けていき多くの方に読んでもらえるよう頑張っていきます。不安はありますが、今は考えないようにして(笑)、一生懸命書いていきます。

―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします

「ヴァレンナーロード」 の魅力は平和実現のために努力する主人公、「彼」とオペレーターの生き様です。平和とは誰しもが望むことですが、その解釈は人それぞれです。そのために結果争いとなってしまうこともあります。ですが、何度裏切られ、何度否定されても、「彼」は諦めません。夢見た平和のために戦う「彼」の姿をぜひ読んでみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました