『別冊群雛』2015年02月発売号には、小林不詳さんの新作小説『邪気眼は定年に隠る』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。
―― まず簡単に自己紹介をお願いします。
小林不詳(こばやし・ふしょう)と申します。
最近右眼が疼きます。乱視です。
最近右腕が自分の意志に背きます。四十肩かな。
記憶に残っている記念日はビキニデー(3月1日)です。昔名前だけ聞いて「3月なんてまだまだ寒いのに大変だ(だがそれがいい)」と思いました。
よろしくお願いします。
◆Twitter:
https://twitter.com/KFusho
◆主な作品:
『魔界X生』『しょくらあと外法帖』『巻戻り不死町と幻の時警団』
―― この作品の内容を簡単に紹介して下さい。
二人暮らしの妻にも内緒で、右の邪気眼を武器に50年間暗殺者をやってきた主人公が、自分の最後の「仕事」の日に、家のカレンダーに謎の×印が付けられていることに気づき、それをきっかけに苦しむ話です。
―― この作品を書いたきっかけを教えて下さい。
記念日というお題を聞いてまず「カレンダーの謎の印が気になって色々動いて自滅する人」の話を考えたのですが、色々とこねくり回しているうちにこうなりました。
―― この作品はどんな人に読んで欲しいですか?
老いる系の人(特に異能持ちの方)。
―― この作品の執筆にはどれくらい時間がかかりましたか?
毎日3時間ほど作業しながら2週間程度です。
―― この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。
『甲賀忍法帖』[小説・山田風太郎(やまだ・ふうたろう)]
(敬称略)
―― 注目している作家がいたら教えてください。
レーモン・クノーさん。
―― 今後の活動予定を教えてください。
今年こそエイプリル・フール向けの短編を。
小林不詳さんの新作が掲載されている『別冊群雛』2015年02月発売号は、BCCKSではソーシャルDRMのEPUB(およびBCCKS独自形式)とオンデマンド印刷版(紙本)を、楽天Kobo・BOOK☆WALKER・iBooks Store・BookLive!・Reader Store・紀伊國屋書店Kinoppy・ブックパス・eBookJapan・Kindleストアでは電子版を頒布しています。刊行リストまたは下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。