『月刊群雛』の旧参加要項です。
目次
- 『月刊群雛』の目的
- 参加条件
- 著作権など
- 掲載可能なコンテンツ
- 掲載枠
- 本の体裁
- 販売価格
- 収益分配
- 入稿時の注意点と宛先など
- 制作の流れ(別記事)
- インタビュー質問項目(別記事)
- 参加者募集イベント操作手順(別記事)
- Googleドライブでの原稿確認工程(別記事)
- BCCKSでの発売前最終確認工程(別記事)
- 表記統一ルール(別記事)
『月刊群雛』の目的
- 参加者の知名度向上を図ること
- 第三者がチェックすることにより、作品の品質向上や参加者自身のスキル向上を図ること
- 読者と著者のコミュニケーションを活性化すること
これらを以て、多種多様な出版文化の振興に貢献することを目的とします。
参加条件
巧拙は問いません。ただし、ある程度の経験と意欲を参加条件としています。
- 日本独立作家同盟の一般会員(無料)であること(詳細は「入会方法」を参照)
- 過去に1度でも紙の本に換算して推定16ページ以上の本を出版していること(セルフパブリッシングで構わない)、または、ブログなどで文章なら通算1万字以上、画像なら通算16枚以上を公開していること
- メールその他の手段で連絡をしたときに応答できること
- 締め切りが遵守できること(締め切りに間に合わなかった場合は、原則として掲載しない)
著作権など
- 掲載作品の
すべての著作権は著者自身に帰属する - 出版契約や独占契約を結ぶわけではないので、掲載誌発行以降に自身の作品をどのように扱うかは著者の自由(自身での出版、他誌への寄稿など、当方へ断りを入れる必要はない)
- 作品の一部(文章は40字×50行程度、画像は一部をトリミング)、インタビュー、プロフィール画像、表紙画像は、著者および作品のプロモーションを目的とする範囲で、日本独立作家同盟および提携メディアへの掲載を許諾するものとする
- 掲載済み作品の取り下げは原則不可とする
掲載可能なコンテンツ
- 文章
- 漫画
- イラスト
- 写真
自ら制作したオリジナルの新作に限ります。代行掲載は不可とします。小説、漫画、詩、エッセー、評論、コラム、ノンフィクションなど、作品のジャンルは特に問いませんが、電子書店へ配信する都合上、掲載できない表現があります。
掲載できない表現
配信電子書店では、以下のような表現が規制対象です。原稿を入稿いただいた後に、編集部にて協議の上、表現の修正をお願いしたり、掲載をお断りしたりする場合もありますのであらかじめご了承ください。
- 性的感情を刺激する行為の直接的表現
- 残酷な行為の描写
- 誹謗中傷、差別表現
- 犯罪を助長する表現
- 個人情報の流布
- 出会い目的での使用
- 誤認を招く表現、他者および団体、著者名の詐称
- 著作権、商標などの権利侵害
- 勧誘、誘導、宣伝目的での利用
- その他法令に違反するもの
特にエッセー、評論、コラム、ノンフィクションなど「事実」に基づく作品の場合、制作期間が短いため、編集部側で資料等を探して事実確認をするのが困難です。そのため、データの出典や引用元など、編集部側でもチェックできるような材料を参加者自身でご用意いただく必要があります。
掲載枠
1人1号1作品。枠は参加者募集開始時から早い者勝ちで埋まります。参加者募集はGoogle+のイベント機能を使い、コミュニティで自己紹介をして一般会員になった方へ招待状を送付します。Google+の操作方法が分からない方は、参加者募集イベント操作手順をご参照ください。
なお、既刊枠(発表済み作品の再録やサンプル)は廃止、編集・制作・デザインの公募は終了(編集長まで個別に相談ください)しています。
- 読切掌編:最大4枠
- 読切標準:最大3枠
- 連載:最大3枠
- 表紙画像:1枠
参加者募集イベントへ名乗り出る際は、以下の事柄をコメントしてください。
- 掲載枠
- 掲載量(ページ数または文字数)
- 掲載カテゴリ(小説、エッセイ、漫画など)
- おおまかな内容(20字以内くらい。表紙デザインの方向性を決める際の参考にさせていただきます)
※ BISACやNDCの分類程度で構わない
※ 表紙枠は、何をどういうテーマで描くか - タイトル(最大12文字程度、参加前に決めておくこと)
- ペンネーム(Google+の表記名と異なる場合)とフリガナ
- 連載枠は、完結までの掲載回数
掲載枠の諸注意(共通)
- ページ数はBCCKSの標準設定を基準とする
(1ページあたり全角45文字×20行)
※以下の「約×字」は、1ページの60%に文字がある場合の目安 - コラボ参加は、1枠あたり最大4人までとする(つまり1枠20ページを最大4人の合作で掲載できる)
読切掌編枠の諸注意
- 1回掲載したら1号休む
- 長さは4ページ以上(約1600字)、8ページ以下(約4000字)とする
- 1枠は、群雛初参加者の優先枠とする(初参加の方が1人現れるか、募集開始から3日間現れない場合は優先解除)
- 枠が空いていても、他の枠へは解放しない
- コラボ参加は不可
- 単独で読んでも意味が分かるように、1つの作品として完成させること(例えば、既発表作の舞台設定を利用したスピンオフ作品などでも構わないが、既発表作を読んでいないと全く意味が分からないような構成は避ける)
読切標準枠の諸注意
- 1回掲載したら1号休む
- 長さは9ページ以上(約4000字)、20ページ以下(約1万字)とする
- 1枠は、群雛初参加者の優先枠とする(初参加の方が1人現れるか、募集開始から3日間現れない場合は優先解除)
- 枠が空いていても、他の枠へは解放しない
- 単独で読んでも意味が分かるように、1つの作品として完成させること(例えば、既発表作の舞台設定を利用したスピンオフ作品などでも構わないが、既発表作を読んでいないと全く意味が分からないような構成は避ける)
連載枠の諸注意
- 連載枠での参加は、以下の3要件全てを満たしていることを条件とする
- 読切枠での参加経験があること(掌編、標準どちらでも)
- 最大6回で完結すること(つまり最大120ページ・約6万字)
- 最初の締め切りまでに、完結した執筆済み作品原稿すべてをまとめて入稿できること(インタビュー原稿はその都度で構わない)
- 連載1回あたりの長さは8ページ以上(約4000字)、20ページ以下(約1万字)とする
- 連載前と終了後は1号休む
- 連載中は原則として連続掲載とする
- 連載中作品で3枠埋まっている場合は、連載枠の新規参加を受付しない
- 枠が空いていても、他の枠へは解放しない
表紙枠の諸注意
- 1回掲載したら1号休む
- 原則フリージャンルだが、できれば掲載号の季節感を出すこと、できれば群雛=群れる雛というイメージを出すこと。両方でも、季節感だけでも、群れる雛だけでも、「群れ」だけでも、「雛」だけでも、雛からの連想で「幼い」とか「鳥」でも構わないし、時には全く関係ない内容でもいい
- プロモーションや電子書店のサムネイルなどさまざまな場所に露出するため、全年齢対象であることを心がける
※これまでの群雛レベルなら問題ありません - ロゴや著者名などが配置されることを考慮した構図にすること(上部にロゴ、作品タイトルと著者名は十数点、ゲストのタイトルは大きく表記される、など。過去の表紙を参照されたし)
- 画像の大きさは縦2912×横2236ピクセル以上(10インチサイズの比率)とし、大きい場合は縮小やトリミング加工をする
- PNG、JPEG、PSDでの入稿を受け付ける(印刷するため最低でも300dpi程度は必要)
- 遠景・近景がはっきりしてる構図の場合はレイヤー分けされているPSDでの入稿が望ましい
- カラーモードはRGB推奨
- 文字の置き場や配色についてデザイン担当者と打ち合わせをするので、テーマや構図が固まった段階で一度連絡をすること
- ラフは事前プロモーション、線画は表4(裏表紙)などに利用する場合がある(ラフや線画がない場合はモノクロ加工)
- 作品タイトルは「表紙イラスト」でも構わない
- 表紙イラストのみ収益分配が異なるので注意
- 入稿後に請求書を発行していただく(テンプレート)
本の体裁
- 右綴じ、縦書き(横書きはページめくりが逆になるため原則不可)
- オンデマンド印刷版:10インチ(W148×H192mm)
- 電子版(EPUB、d本、ストア配本):リフロー形式
- 毎月最終火曜日(月曜深夜)にBCCKSにて発売開始
- 発売日にストア配本サービスを手配し、楽天Kobo、BOOK☆WALKER、iBooks Store、BookLive!、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックパス、eBookJapan、honto、Kindleストアの10ストアへ配信する。配信開始はストアによって異なる
販売価格
- オンデマンド印刷版(電子版が無料で付いてきます):
160ページ 1440円+税+送料
192ページ 1560円+税+送料
224ページ 1680円+税+送料
256ページ 1800円+税+送料
288ページ 1920円+税+送料
320ページ 2040円+税+送料 - 電子版(EPUB、d本、ストア配本):
450円+税
バックナンバーは一定期間経過後に値下げします。
収益分配
表紙画像のみ1回5000円(+税)の固定で、印税配分はなしとします。
その他の枠は、収益をBCCKSのプレミアムプランで利用できる印税シェア機能を使い、レベニューシェア(成果報酬)します。
- 読切掌編:5%
- 読切標準:10%
- 連載:10%
- 1枠2人コラボ:1人5%
- 1枠3人コラボ:1人3%
- 1枠4人コラボ:1人2%
- 残りは運営費
印税額は、BCCKSの[設定]→[印税額]ページで閲覧でき、毎月10日頃に登録メールアドレス宛にも報告が届きます。BCCKSでの販売実績はリアルタイムで把握できますが、Kindleストアなどストア配本での販売実績は販売月の3ヶ月後の月末までに分かるという仕様になっています。つまり、月末発売なので、最初に届く報告メールはBCCKSでの数日分の販売実績のみ、ということになります。
BCCKSストア配本サービスの印税率(電子版)は、各電子書店で異なります。最高はBCCKSの70%、最低はKindleストアの25%、2015年6月末までの実績は平均で約37%です。つまり仮に100部売れたとすると、ストアでの売上額は4万5000円、印税額合計は概算で1万6650円、配分額は10%の場合で1665円となります。この程度の規模感だということはあらかじめ念頭に入れておいてください。
BCCKSでの印税配分は、総額5000円を超えたら振込手数料を引いた金額を売上報告月の翌々月末に振込、総額5000円に満たない場合は次回以降に繰り越しという運用になっています。つまり、1回参加して100部売れたとしても、振込は発生しません。あらかじめご了承ください
もちろんこれは売れる数次第なので、参加者全員で一生懸命プロモーションしましょう。誰かが売ってくれるのを待つのではなく「自分で売る」という意識が重要です。
入稿時の注意点と宛先など
- 入稿データは「作品原稿」と「インタビュー原稿」と「プロフィール画像」の3点セットをメールに添付して送信する
- 宛先は draftあっとまーくgunsu.jp(あっとまーくを@に)
- 誌面の掲載順は入稿順とする(ただしゲストが先頭)
- 電子書店側の仕様により参加者の名前が全員載らない可能性があるが、これも優先順位は入稿順とする
- 同盟に参加しているGoogle+アカウントのGmailアドレスで入稿する(別のメールアドレスを利用する場合は、あらかじめ連絡する)
- インタビュー原稿は「インタビュー質問項目(別記事)」を参照する
- インタビューの回答はプロモーション記事にも用いるため、プロモーション記事にも用いるため、文面は極力工夫し、何度も同じ回答を載せないこと
- 文章の原稿は、プレーンテキスト、Google Docs、Word、一太郎、HTML、EPUBでの入稿を受け付ける(メール本文にベタ打ちでの入稿は不可)
- 原稿の表記は「統一表記ルール(別記事)」を参照する
- 文献などを引用する場合は、原文と完全一致させる(原典確認のため、入稿時に出典元のURLまたは該当ページの画像を添付する)
- 挿絵、扉絵、マンガなどの画像は、PNGまたはJPEGで入稿する(印刷するため最低でも300dpi程度は必要なので、1ページにフル表示する場合で縦2912×横2192ピクセル程度の画像とする。縦横比が合わない場合は、余白になる)
- プロフィール画像は250×250ピクセル以上(推奨500×500ピクセル以上)とし、Google+アカウントのプロフィール画像をそのまま使えばいい場合はその旨申し出る
- 校正作業が二度手間になってしまうため、再入稿は原則不可。入稿前に念入りに推敲すること
参加要項は、さまざまな場合を想定して設定しています。もちろん相談には乗りますし、こちらからの相談もさせていただく場合がありますが、最終的には編集長に一任ください。