和良拓馬(わら・たくま)さんの新刊『挑戦者にも喝采を』(2015年8月7日発売)の概要とインタビューです。
―― ピッチ上の君に、ささやかなエールを
挑戦者にも喝采を
弱い。勝てない。人気がない。戦況は苦しいときの方が多い。
それなのに何で、今、この瞬間もファイティングポーズをし続けているんだろう――
拙ブログ「ラグビー選手になりたかった」や電子雑誌「月刊群雛」で好評を博した作品を中心に、スポーツの世界における「挑戦者」たちの奮闘を描いたエッセイ集。
ジャイアントキリングを成し遂げた小さなサッカークラブ、強敵相手に怯むことなく立ち向かう高校生ラガーマン、日本中が混乱していた「あの時」も打席に立つプロ野球選手……彼/彼女らの奮闘を追い続けているうちに、僕らが目にした景色とは?
勝ち負けだけでは測れない、スポーツが教えてくれるもう一つの世界観を最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
―― まず簡単に自己紹介をお願いします
こんにちは。和良拓馬(わら・たくま)です。電子書籍の発行は「スタジアムの言い訳」以来3回目となります。
スポーツは現地で生観戦を推奨しておりますが、今年はとにかく猛暑過ぎて外へ出るのも億劫になってしまいます。ナイターならまだしも、デイゲームを強いられるプレーヤーや観戦者が心配です。皆様も外出の際は熱中症対策をお願いします。ビールは熱中症対策にならないみたいですが……。
そんな感じで試合観戦に励み、スポーツエッセイを記したり、インディーズ作家の本を中心にブクログにて書評も行ったりしています。これからも「書く」と「読む」のバランスをしっかり保った、楽しいセルフパブリッシング生活を目指していきたいところです。
◆ブログ:『ラグビー選手になりたかった』
http://will-be-rugby.blogspot.jp/
◆Twitter:
https://twitter.com/Waratas
◆ブクログ:『こんなの読んでしまいました』
http://booklog.jp/users/waratas
―― この作品を制作したきっかけを教えてください
スポーツは勝敗や結果以外にも見どころが有るというのを、以前から伝えていきたいと思っていました。そして、月刊群雛に掲載させて頂いた「普通の凡退」と「幸福すぎる90分間」を軸にして一冊を作るなら? を考えた際に、まず思い浮かんだのが「弱い立場の人やチームが奮闘する」というものでした。そこから、少し意味を広げて「何かに立ち向かっている/挑戦している」が主題となるエッセイを色々と集めていきました。
―― この作品のターゲットはどんな人ですか
スポーツファンの皆様はもちろん、スポーツに詳しくない方でもイメージしやすいように手を加えていきました。
―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか
結局2か月くらいでしょうか……。ケツを叩かないと早く終わらせられませんね。
―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか
ここ最近の課題は時間の使い方です。ここ最近は沢山文章を書く日と全く文章を書かない日で両極端になので、平準化させていきたいですね。
―― 今後の活動予定や目標を教えてください
月刊群雛7月号でぼそっと言った公募の原稿も無事投稿を終えました。ひとまず、大きな仕事が2つ終わったので、これからは新作のアウトプットに務めていきたいですね。
―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします
8月9日から13日まで本書はAmazonにて無料キャンペーンの予定です。ご感想もどしどし頂ければ幸いです。あと、この作品で僕はヘリマル文学賞を獲りまあす!!!