松永肇一『老人とプログラム言語』〈群雛NovelJam〉

出版情報

松永肇一『老人とプログラム言語』〈群雛NovelJam〉BCCKS電子版Kindleストア楽天KoboBOOK☆WALKERReader StoreブックパスBookLive!iBooks StoreKinoppyeBookJapanhonto


ミコロフ爺さんと介護アンドロイド少年の静かな生活は、デジタル考古学者マコトの乱入で激変する。ミコロフしか扱えない古いプログラム言語を収集したいという彼の行動は、老人と少年の〝秘密〟を暴き出していく……。NovelJam 2017 海猫沢めろん賞作品。

老人とプログラム言語

古いプログラム言語を操る老人と、介護アンドロイドの秘密とは……

「世界中の滅びたデジタルの遺産を探している」
「そんなことに意味があるのかね」
「俺は外の人間だ。外から来て、空白を埋めて、帰る。それでいいと思っている」
「あの子を外に連れて行ってくれないか」

――突然現れたデジタル考古学者マコトと、ずっと一緒にいたミコロフ爺さんの会話。介護アンドロイドの少年は、部屋の外でそれを聞いた。

古いプログラム言語の仕事を、細々と請け負うミコロフ爺さんただ一人が入居者の老人ホーム。アンドロイドの少年は爺さんと二人、静かに過ごしていた。そんな暮らしが、〝外の世界〟から来たマコトの乱入で激変する。刺激に満ちた〝外〟の情報、疑問にも思わなかった、爺さんに発注される〝仕事〟の真相。珍しいプログラム言語を収集しているというマコトの行動は、爺さんと少年の日常を壊してしまうのだが……。「行け。お前には外の世界がある」――これは老人にそう告げられ、少年が外に旅立つまでの、とある物語。

【NovelJam 2017 海猫沢めろん賞】

《 サンプル 》

《 途中成果物(CC BY-NC-SA 4.0) 》

チェックポイント1(プロット)

チェックポイント2(初稿)

チェックポイント3(初稿戻し)

チェックポイント4(二稿)

チェックポイント2と4の差分

チェックポイント5(二稿戻し)

《 書誌情報 》

書名:

老人とプログラム言語

著者:

松永肇一

編集者:

賀屋聡子

アートディレクター:

松野美穂

イラスト:

有田満弘

デザイン:

kasuga

ジャンル:

小説

小売希望価格:

電子版 200円(税別)

体裁:

電子版 EPUB(リフロー形式)およびBCCKS独自形式

発売日:

2017年2月5日

NovelJam公式サイト
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